何年か前からオーストラリアには輸入禁止だそうです。
昔は中華食材店にも置いてあったんですが、
最近はありがたいことに日本に行くたびどっさり頂いて帰ってたので
買いに行く必要もなく、しばらく気がつかなかった。
(しかも毎回空港で申請してるのに、取られたことがない!)
そう言えばとんと見かけなくなったなとおもってたら、
そんなことってあるんかい?
禁止理由はやはり砒素だそうで
(砒素というとびっくりする方もいらっしゃいますが、天然温泉に入っているところもあります)
危険なほど入っているなら、きっといまごろ日本人口は半減してる。
ちなみに、熱湯で10分ほど戻すと90%以上の砒素は取り除けるらしいと、
どこかで読んでからは熱いお湯で戻してます。
(鉄分が流れちゃうのが惜しいので、私は80度くらいのお湯で7分ほど)
日本料理がもてはやされてはじめてはや10年。
とはいっても、やっぱり生活レベルに浸透しているわけではない。
「朝は、消化のいいお米のおかゆにしてくださいね」とおねがいしても、
まずつくり方がわからないし、
おかゆ=オーツ麦がゆに蜂蜜やドライフルーツ・ナッツを入れたものが常識の社会では
「白身のお魚や、生姜を入れれば?」と説明しても、
甘くないおかゆなんて想像がつかないらしい。
最初はいちいち説明していたけど、百聞は一見にしかず。
教室を開くことを思いつきました。
そこでひじき煮を紹介しようと思ったら、ひじきが違法品!
菜食主義の人は血不足になりがちです。
もともと私たちモンゴロイド系と違って
日照時間の少ない北の地で生き延びるために
日光を肌に取り入れやすい薄い皮膚にした結果、
乾燥しやすいことこの上ない人たちが血不足になると、
ほんとうにカッサカサになります。かわいそうです。
赤血球は、たんぱく質のグロビンに鉄が4個くっついたものなので、
鉄分だけ補っても、たんぱく質不足では血不足は解消されません。
こんなかんじ
そこで、大豆と油揚げを入れたひじき煮は最高だなと。
人参も入っていてカロチンも補えるし、西洋人の好きな繊維もたっぷり入ってるし。
反対に、高血圧系の人には、お肉の代用になります。
肉やバターなど飽和脂肪酸のとりすぎのせいで、
オーストラリアの死因の第一位は心臓病。
コレステロールでみんな死んでるのに、
ヘルシーなひじきがだめって...
(だからサッカーぼろ負け?)
←オーストラリア人が読んだら、怒るかなー。
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