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自宅出産できます。



前回、11月に「産院の終末」で、自宅出産が違法になるとを書いた直後、

”自宅出産補助金 -病院で試験的に” という新聞見出しを見つけました。


他の場所にも書いてしまったので、「あちゃー」と思いましたが、

今回の試験企画内容は、指定された2つの病院の損害保険を使って

助産婦に活動をさせるというもの。選ばれた助産婦はこの試験プログラムに

1年間雇用される形になります。

日本円にして約360万円の予算が付くらしい。

ここから先は、オーストラリア医療(それも産科)に

興味のある方以外には何の役にも立たないんですが...

(すいません)



実は去年、個人助産婦が医療損害保険に加入できなくなるという、

新しい医療従事法が通りました。(と聞きました)

医療損害保険なしの医療行為は違法なので、

事実上、個人助産婦の活動は停止させられました。



自宅出産は、病院に属さない、いわゆる開業助産婦が

自宅出産を行っていて、保険も自己加入制でした。



健康保険が使える病院の場合と違い、

助産婦の保険負担が大きいため、妊婦の自宅出産料は一回約17万~54万円。

ビクトリア州には、自宅出産してくれる医師も1人いますが、(今は増えたかも)

以前、この人のお給料は、ほとんど保険料で飛んでしまうという話を聞いたことがあります。


それも終に健康保険が適応されるようになった。それが去年の2月。



新聞はこのニュースを明るい未来として扱っています。

が、今回のプログラムも、果たしてどーかなー?と。



というのは、自宅出産では病院のような医療設備がないので、

全工程を1人(もしくは2人)でこなせる助産婦さんしかできないんです。

こういうことのできる腕のいい助産婦さんは、

病院を辞めてどんどん独立する。

その人材漏れをなくすため、新医療法で個人助産婦を保険に

加入させないことで独立の道を絶つ。

というのが去年の新医療法成立の大筋だったようです。



病院としては、患者も技術を持つ助産婦も、自宅出産に取られる。

そこで個人助産婦の活動を停止するための法案だった?というわけです。


それゆえですね、もし今回の採用が院内の助産婦に有利な場合、

ちょっと懸念が残ります。



というのも、現在の病院・産院の助産婦の多くはパートタイム。

ベット27、分娩個室4部屋の産院の雇用助産婦数が90人というところも!

(これが平均なのか、多いのか少ないのかは分からない)

ということは、週一日勤務の人も多いわけです。



そして、総合勤務時間が少ないことから、

昔のように経験が熟練の域に達しないため、

技術力の低下が深刻だそうです。

その中からの人選となると...



もし、個人助産婦のためのプログラムなら、こんな朗報ありません。

技術ある助産婦さんの採用を願って。





詳しくはアロマトピアNo.98(2010)P.83




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by aquinoaqui | 2010-02-09 23:36