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京都協定 (2006年D.スズキ氏来豪の際のおはなし)

当時、ダウンアンダー訪問中だったD.スズキ氏のプレス応答質疑。
ちょっと古い話題ですが、特に原発については、いまでも参考になると思います。


現在、京都協定未署名国は、米国と2011年末に再度署名拒否を表明したカナダです。
2006年当時、オーストラリアは京都協定に未署名3カ国のうちのひとつでした。


当時、オーストラリアの人口当たりの二酸化炭素排出率世界2位。(!)
(ちなみに第一位はルクセンブルグ)
当時の豪州首相J.Howerd氏によると
「排出量減少目標を達成するには経済負担が大きすぎるから」
地球が危ないのに自国の経済問題。


もうひとつの署名しない理由は
「中国やインドが署名していないのに何で排出量1-2%(数字は少し怪しいです)
のオーストラリアが署名しなくてはならないのか?」

工業先進国が起こした問題だから、
まずはその先進国が署名して姿勢と行動を表すべき、
というのが京都協定の意義のようです。


オーストラリアは決して大きな先進国ではないけれど、
足並みを揃えてのちに中国、インド、アルゼンチンなどの参加を説得しなければならないので、
そういう象徴的な意味でオーストラリアの参加は発展国に対して重要であるとのこと。


本当は、世界のCO2排出量の25%を長きに渡り誇り、
未だ反省の色が見られない米合衆国の某大統領(当時)
みたいなヘンな大統領がまた選出されたら、
他国の市民としては困るなあと思ったので
「次回合衆国大統領選挙は合衆国民以外の投票で」
というトピックを立てようと思っていたのですが、実は地元(豪州)の首相がIQ5だった。とほほ。

「次回豪州首相選挙は豪州民以外の投票で!」




-原子力発電について

鈴木氏は全面反対派ではないとのこと。が、理想を言えばやはり拡散供給型がいいらしいです。
その理由は


1)高い
建設時には「豊富な資源で安価なので、建設料だけ払ってもらえれば電気代は請求しません」
と言って建てられたオンタリオ州の負債額は現在約400億ドル。

そのほとんが、州電力40%を賄っている発電所の建設料約400億ドル(約3兆6000億円)
だそうです。
現在州民が毎月せっせと税金でこの借金を返済中。


2)一箇所集中の電源に依存すると、非常時の損害がでかい
上記のオンタリオ州では、放射線漏れやその他の故障で炉が閉鎖するたびに、
臨時供給源として他国から電気を買っているそうですが、炉が通常運転を再開する数ヵ月後には、
その請求額が何百億ドルに上っているそうです。


3)安全性
これは北米らしい問題ですが、テロから原発を守るために本気で警備するとしたら、
莫大な費用がかかるとの事。ちなみに現在のオンタリオの原発所の警備体制下では
外部者の侵入は異常に簡単だそうです。


4)安全性-廃棄問題
放射線を通さない地質として廃棄物破棄所に選ばれたコロラド州のヤカ平野。
早速興味を持った学者が現地の石を切り取って放射線物質を注入したところ、
予想とは全く違う、年間1マイル半(約2.5Km?)の速さで放射線物質が浸透していったそうです。


基本的に、科学は、実験室内の実験に基いた応用で発展してきたそうです。
が、実際には実験結果と、自然環境下での数字には大きく隔たりがあることが多く、
上記のヤカ平野は典型例のようです。


地球温暖化については
「An Inconvenient truth」またはhttp://www.climatecrisis.net/参照。
CO2の最大排出元の企業を問題にしていない点が批評され、
A.Goreの自己満足作品になっているので劇場鑑賞はどうかなあと思いますが、
DVDでの鑑賞はお勧めします。


ちなみに、リオの地球サミットの際、Severnの演説後最初に声をかけに来たのがA.Goreだったそうです。
フロリダ戦のこと(そんな昔の事...)を思い出すと今でも納得いかないんですが、
もしかして米大統領になるにはまともすぎたのかも(?)

2006 11 04






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by aquinoaqui | 2012-06-17 13:17 | 環境