よく「気を感じる」と言います。
わたしは体電圧のことだと思っています。
あんまやっててよく「何を感じてるのか」と聞かれ「さあ....?」
長い間説明できなかったんですが、たぶんこのことじゃないかなあ。
(以下数字の羅列は、読むのがめんどくさかったら、飛ばして進んでください。)
体の60%は水(H2O)でできています。
水はOとH2個でできてます。ここではH(酸) とOH(アルカリ)にわけます。
人間の血液pHは7.35から7.45です。pHとは1Ltの溶液の中にあるHの量です。
pH7は1Ltに0.0000001モルの酸が入ってい るという意味で、7は0の数をさします。
pH6は0.000001モルのことで、pH7とは一桁も差があります。すごい違いです。
さて、細胞の内・外液には他のイオンも溶けてます。塩素?(Cl)、リン酸?(PO4)、
たんぱく質はマイナス、カリウムまたはポタシウム (K),ナトリウム(Na) はプラスです。
休んでいる状態では、細胞内と外のプラスとマイナスのイオン人口は等しく、
細胞が働くときプラスイオンが細胞内に移るので、内外の人口比が不均等 に
なり電圧が発生してします。それで神経伝達ができたり筋肉が動いたりします。
そして細胞の活動後は普通、プラスイオンは細胞外に戻るんですが、
もし体液酸人口がもともと高くて細胞外にプラスイオンが帰るスペースがなかったら?
「気の悪い人」は、触るとバチッときそうな感じがします。
怒ってる人がよくそんな感じしますが、怒ってなくてもそんな人が沢山いる!
なんで? それは体内酸(プラスイオン)が過剰だから!!
ここで水の話に。中性とはpH7のことですが、これはpHがちょうど真ん中という意味です。
14cmの定規を想像してもらえればいいかな。
7cm分の酸性と、のこり7cm分のアルカリでできた14cmの定規が中性。
ちなみに、pH7の状態とは、HもOHも両方1のマイナス7乗モル/Ltのこと。
もしこれがHマイナス6(6の左上にちっちゃいマイナスがちょこんと乗っているやつ)
乗:OHマイナス8(同上)乗の比率になると、液体は酸性寄りになります。
定規上でいうと酸が8cmのところまで占領している状 態。酸は菌とっては快適な環境で、
感染・炎症の温床となります。また、H過剰人工状態では、反比例してOH人口が少なく
なりますから自動的に酸素不足にな ります。
Hに十分なOHパートナーも見つからないので水不足にもなりますたぶん。
(アルカリ過剰でもおんなじことが起こるんだろう)
こういう人はいかにも水分不足という感じの凝り方をしています。
では、何が酸性に加担しているのか?
-体内で酸性化(酸化)する食べ物の摂取
油、炭水化物 特に精製されたもの(白砂糖!小麦粉、白米)
加工食品-定義としては野菜、果物、穀物、肉、魚等以外の自然界から来ないもの。
過剰塩分。薬物。合法薬もほとんどは酸性。カフェイン、アルコールはもちろん 薬物。
コーラ、恐ろしいねえ。
-頭ばかり使って体を使わない。
生きていれば老廃物(酸性物質)は発生するし、そのうえ頭を使うのにも相当のエネルギーは
費やされ、燃やされで、灰=老廃物をうむ。
有酸素運動などで老廃物を流す。汗かくのいいですねえ。
つまんないこと考えてエネルギーを無駄にして老廃物を蓄積するより、
ちょっと散歩にでたり、ひとっ走りしてきた方が、老廃物が洗浄されて、血行もよくなり、
よりいい案も浮かぶ。かもしれない。
-ストレス。
これは悪循環で、ストレス感じるたびに体が反応するので老廃物が発生し、体内電圧が
高くなり、神経が休まらない=いらいらしてよけい変 なストレス型思考に陥る。
老廃物が筋肉細胞にたまって筋肉が凝る。血行わるくなる。
血(赤血球が酸素4個を運ぶ)が通わない。細胞酸欠に陥る。脳に酸素が行かないと
うまく考えらなくなる。
頭の切り替えがうまく出来ないからつまんない事を繰り返し考えたりする。
家にこもって加工炭水化物ばかり摂っている子どもはキレやすいのはこれ。
ちなみに、過度の脳内電気活動(いいのかなこんな言葉で)で起こるてんかんも、
たんぱく質中心の食生活に変えることで症状を抑えることができます。
おんなじ理由でアメリカのある高校が、高い傷害事件率対策としてジャンクフードと
炭酸飲料の自動販売機をなくし、食堂で調理したものを食べさせるようにして
事件率を下げたという報告もあります。
-乳性品、冷たいものは控える。
消化に負担がかかるから、良いものを食べても吸収されにくくなる。
-プラス磁場の強い便利品(電磁波製品)の使いすぎ。
プラスイオンが体にくっつくから。
ほんとかな。ナチュラルセラピストとしては自明なんです。
というのは、自然医療の定義する血中酸度のOK 範囲(=健康)が7.38-7.42pH。
医学書に載っているのは7.35-7.45pH。
病院関係の人にわかってもらいにくいのは、
「いいじゃん。そんなちょっとのちがい」。
でもこのちょっとの違いが問題にならなかったら、
私たちは今頃とっくに食いっぱぐれている!
-プラス磁場の強い人に囲まれる。
自分が元気じゃないときは、いつも怒っている人、悲観的な人は避けよう。
逆に、元気なときは元気を分けてあげましょう。
では、どうやったら体内をアルカリ化(マイナスイオン化)できるのか
-自然食品=体内でアルカリ化する食品を食べる。
お菓子、甘いもの、コーヒーをとらない。体温に近い温度の水を飲む。
-運動する。汗かくのもいいし、深呼吸して二酸化炭素を出すのもいいですねえ。
お風呂は血行よくするし、大量のお水(マイナスイオン)につかるのは体にいい気がする。
(とくに水不足の国でしみじみ)
水泳は関節に負担がかからないので万人向けです。ただ、水泳、ジョギングなど
いわゆる運動よりも、ストレスが病因の疾患の場合、ヨガや太極拳など、
呼吸に合わせながら主要な筋肉をすべて有効に伸ばすようデザインされているものの方が
効果があるようです。ピラテスは、患者を見てるといいみたい。
-食べ過ぎない。
消化力と吸収力が落ちると特に、ミネラルの吸収が難しくなるような気がする。
-エンドルフィンを出す努力をする。
エンドルフィン自体がマイナスイオンかどうかは知らないけど、緊張をほぐして脳内幸せに
するから、体の末端電圧下 がる。好きなことをする。考える。ポジティブシンキーン。
-生理の後はレバーで鉄補給する。鉄がないと赤血球できないし、これがないと
誰も酸素を運んでくれない。
植物性(非ヘム鉄)は、ただでさえ体内血不足で、
したがって消化活動も劣っているところに、吸収が動物性
鉄(ヘム鉄)より難しいので、動物性のレバーが最適。
肉とちがって繊維がなく肝細胞だけで分解しやすい。
-たんぱく質=マイナスイオンを摂る。
その他、キネジオロジーでは確実にだめなものとして指摘される歯の詰め物など、
体内電圧に影響を与える金属。理論的にいうと、有機物であるからだの機能で
抵抗するにはかなり重い電圧ですが、経験からいうとこういう金属はできるかぎり除いて、
できない分は気にしないでその分身体を鍛えるほうに専念した方が、合理的みたいです。
例えば燃焼率のいいゴミ袋(=金属じゃない歯の詰め物)に替えても中身が燃えないごみ
(=体内が酸性)では有毒ガスの量は変わらな いと思います。
2Kgの中身(からだ)に比べれば、30gの高燃焼性ゴミ袋(歯の詰め物。ちょっといい加減な
例えだけど)はたかがしれるし、代替物を入れても金属じゃないだけで、
やっぱり加工物には変わりない。
おすすめは体内浄化。1-2ヶ月乳製品、お菓子、コーヒー、ジュース類をやめると、
例えば車のオイル交換後のように、体が洗浄されて軽く動く ようになります。
毒物(お菓子、砂糖、加工食品)にも敏感になるのでこういった食べ物が
まずく感じるようになり、あまり食べたくなくなります。セラピストとしては妥当な意見
じゃないんだけど、小量なら毒物を食べても排出できるようになるから、
浄化した後なら 少量はいいと思ってます。
食べる楽しみなくて、なんのこの人生。
まとめ
食事(ごみの内容物コントロール)、
ストレスマネージメント(余計なごみを増やさない)、
運動(ごみ捨て)。
これにつきるかな?
ちなみに体がアルカリ性寄りになると、変なプラスイオン(=気)にもそんなに
影響されなくなります。これが、体が調子いいっていうことなのだろう。
たとえば、常時80km/hで走れるようになれば、ちょっとしたブレーキをかけても
60km/hくらいまでにしか失速しないし、スピードがあるから惰性で80km/hに
回復するのも簡単だけど、常時20km /hのときに同じブレーキがかかったら
車止まってしまう。一旦止まってしまうと、またローギアから発進するのが、一苦労。
よろしかったら、どれでもぽちっとおねがいします。