めずらしくオーストラリア料理のレストランに行きました。
外食する時は中華とか、タイとかベトナムそばとか、
うちでは上手にできない料理を食べに行きます。
オーストラリア料理は基本的にイギリス料理なので、その気になれば肉を焼いたり、
野菜がくたくたになるまで煮込んだりするのは家でできる。
わざわざこの店を選んだ理由は簡単で、普通のレストランと違って
アボリジニや恵まれない環境で育った青年のため、
手に職をつける場所として運営されるお店だからです。
運転資金を提供しているのはビクトリア州政府をはじめとした
大・中・小の各企業。
せっかくの機会なのにカメラを忘れ、写真がない!
でもきれいなお店なので、お手数ですがぜひ
ここをぽちっとしてご覧ください。
H.P.上にあるRestarurantの「Menu」からPDFのメニューが見られます。
Menuの下にあるGallaryから料理の写真もみられて、
その下にはなんとRecipesまである!!のでその気になれば家でも挑戦できます。
品数は少ないですが、食材は全部オーストラリア産とのこと。
カンガルーはもちろん
(げげ、と思うでしょ。いちおう牧場があるとは聞いたことがありますが、
交通事故などで死んだものをリサイクル、と聞いたこともあります。
どっちもかわいそうなのは牛や鳥や豚とおんなじなんですが、
とりあえず元気で動き回って生涯を終え、薬漬けにされていないので
食す方の体にはいいです。
こっちで出回っている牛と違ってやわらかく、
オーストラリアで大量に消費されている子羊と比べても
脂がない分クセがない)
前菜にはワラビーもあった。
ハーブもマートル(銀梅花/ヒメツルニチソウ)やワトル(アカシア属)と原産のものが
使われていて、レモンマートルなのか、炒めたたまねぎと一緒にオイル漬かったオリーブが
不思議なかおりでおいしかった。
ワインも地元産。暖かくなってきたので(こっちは春なんです)白にしました。
Rieslingとアデレード産のSauvignon Blancが好きですが、
Pinot Gris(ピノ灰色?)というワインは知らなかったので飲んでみました。
飲めない私にもちょっとすっきりしすぎかなあという味ですが、
食事のどの段階で飲んでも口の中がさっぱりするところが優れている。
雰囲気もちょっとこじゃれた感じ。
Charcoal Laneとは「炭小道」という意味。
(Diane Laneのレイン。高校生に頃は「雨」のことだと思ってた)
かつて炭団(たどん)と呼ばれる、炭の粉を固めて燃料にしたものを作る工場が
この辺りにあって、アボリジニの人たちが仕事を終えたあと集まったそうです。
有名なアボリジニ歌手Archie Roachの唄からとったものだそう。
よろしかったら、どれでもぽちっとおねがいします。